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その不動産、10年後も持ち続けますか?~今から考えておきたい資産の整理~

「今すぐ売るつもりはないから、まだ考えなくても大丈夫」
不動産を所有されている方の中には、そう考えている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、今の不動産を大切に持ち続けることも一つの選択肢です。
一方で、不動産は時間が経つにつれて建物の老朽化や修繕費、空室、相続など、さまざまな問題が出てくる可能性があります。

だからこそ、何か問題が起きてから考えるのではなく、
「10年後、この不動産をどうしたいか」を今から考えておくことが大切です。

 

■不動産は「持っているだけ」では終わらない

土地やアパートなどの不動産は、長く所有するほど状況が変化します。
例えば賃貸物件であれば、

・建物の築年数が進む
・修繕費が増える
・空室期間が長くなる
・家賃が下がる
・周辺に新しい競合物件が増える

といった変化が考えられます。

今は問題なく収益が出ている物件でも、10年後、20年後も同じ状態とは限りません。
「今どうか」だけではなく、将来どうなる可能性があるのかを考えておくことが重要です。

 

■相続してから問題が表面化することも

もう一つ、早めに考えておきたいのが「相続」です。

不動産は現金のように簡単に分けることができません。
例えば、アパートや土地を複数の相続人で共有した場合、「売却したい人」と「このまま持ち続けたい人」

「建替えたい人」と「建替えたくない人」
というように、相続後に意見が分かれることもあります。

また、所有者ご本人は不動産の状況を把握していても、相続するご家族が「どこに、どんな不動産を所有しているのか」を把握していないケースもあります。

相続が発生してから慌てないためにも、元気なうちに資産の状況や今後の方向性を整理しておくことが大切です。

 

■「売る・持つ・建て替える」という選択肢

不動産の将来を考えるとき、選択肢は「売却」だけではありません。

例えば、
① このまま持ち続ける
現在の収益や資産価値、今後必要となる修繕費などを確認し、長期的に所有する方法です。

② 売却する
今後の維持管理や相続などを考え、売却して現金化する方法です。

③ 建て替える・活用方法を変更する
古いアパートなどの場合、建物を建て替えることで、将来的な収益改善を目指せる可能性があります。

大切なのは、どの方法が正解かを最初から決めることではありません。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、ご自身の目的に合った方法を選ぶことです。

 

■まずは「今の資産」を整理してみましょう

将来について考える前に、まず現在の不動産について確認してみましょう。

▶土地・建物をすべて把握していますか?
▶現在の家賃収入と支出を把握していますか?
▶建物の築年数や修繕履歴を把握していますか?
▶借入金の残高を把握していますか?
▶所有者や共有者を把握していますか?
▶相続した場合、誰が引き継ぐのか考えていますか?
▶10年後もこの不動産を所有していたいと思いますか?

すべてに答えられなくても問題ありません。
まずは「分からないこと」を把握することから始めてみましょう。

 

■早めに考えることで選択肢が広がります

不動産について考えるとき、「売るか、売らないか」という結論を急ぐ必要はありません。
大切なのは、問題が起きる前に、いくつかの選択肢を知っておくことです。

建物が古くなってからではなく、空室が増えてからではなく、相続が発生してからではなく、余裕のあるうちに将来の方向性を考えておけば、選択肢を比較する時間を持つことができます。

 

「今は特に困っていない」という方も、10年後、20年後のことを考えるきっかけとして、一度ご自身の不動産を整理してみてはいかがでしょうか。

「売る」「持つ」「建て替える」。
どの選択肢がご自身の資産に合っているのかを考えることが、これからの不動産経営・資産承継を考える第一歩になります。

 

当社では、不動産の現在の状況を整理し、将来の「売却・保有・建替え」など、それぞれの選択肢を比較しながら、オーナー様の資産に合わせたご提案を行っています。

「まだ具体的な予定はないけれど、一度整理してみたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。